韓国の家庭医療学会誌を材料に韓国語の学習と家庭医療の生涯教育の二兎を追うブログ。

2009年10月3日土曜日

三寒四温(삼한사온)

内地で桜前線が話題になる頃、北海道は三寒四温で春が近づいてくる。子供の頃、気候も文化も違う北海道の人間が内地の歴史や文化を学ぶことに違和感を感じて育ち、結局、日本史を履修せず世界史で共通一次を受験した世代である。医者になってからも、北海道の医療を東京で決められることに矛盾を感じつつ働いている。独立とまでは行かなくとも、地方政府が教育や医療の権限を有する国体になって欲しいと思っている。手始めに、せめて四国並みの医学部の設置が必要と個人的には考えていたところ、はこだて未来大学の医学部新設の提言があり、独りよがりの考えではなく、同じ考えをもつ道民がいることを頼もしく思った次第である。そしてそれが実現するならば、旧態依然の医学界ではなく、世界の潮流と連携する医学部になって欲しいと願うのである。
閑話休題。「寒」という漢字と同じ読みの漢字を列挙する。
汗、旱、限、恨、閑、漢、韓
医学用語を挙げれば、
寒冷蕁麻疹 한랭심마진、多汗症 다한증

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