韓国の家庭医療学会誌を材料に韓国語の学習と家庭医療の生涯教育の二兎を追うブログ。

2009年7月21日火曜日

도우미

 この言葉は1993年に大田広域市대전광역시で世界博覧会が開かれた時に、今で言うコンシェルジュの意味合いで使われました。本来は、「돕다」から派生した「도우」に、어미(=母)や할미(=祖母)の「미」が合わさった造語です。接尾辞が어미(=母)や할미(=祖母)と共通するので、「도우미」は女性だけと思われがちですが、男女とも使え、「도우미」がついた造語もたくさん作られています。例えば、ハングル検定の手引書である「합격도우미」、家の法事などを手伝う「제사도우미」、家事手伝いの「가사도우미」、試飲会で試飲手伝いの「음 료도우미」、出産ヘルパーの「산후도우미」、大学などで設けられているシューター制度の「도우미제도」、家庭教師の「학습도우미」、学校への復帰を手伝う「학교 복귀도우미」などがあげられます。無償の親心、そんな気持ちが嗅ぎ取れる素敵な言葉です。

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