韓国の家庭医療学会誌を材料に韓国語の学習と家庭医療の生涯教育の二兎を追うブログ。

2009年7月29日水曜日

人魂現象を体感する。

 2ボル式で서을と入力しようとすると、ㅅ→서→성→서으→서을という具合に、ㅇが終声の場所から初声の場所へ移動する。このような現象を韓国語で「도깨비불현상 (オバケの火現象)」と呼ぶそうだ。これを体感してみるのが、本投稿の趣旨。

 まずは、ハングルの入力システムを整える必要があるが、私の環境はOSがオープンソースのUbuntuなので、その場合の方法だけ記します。
システム→システム管理→言語サポート→言語のインストールと削除…→Koreanにチェックし、変更を適用→SCIMを再起動する。そのあと、Shift+Controlでトグルしてパネルにの字が表示されれば、成功です。
商業ベースのOSを使っているかたは、それなりの方法で調べて見てください。

 次に、字母を辞書に出る順で覚えてしまいましょう。まずは初声です。
、ㄲ、ㄴ、、ㄸ、、ㅃ、、ㅆ、、ㅉ、
太字で大きい基本子音を「カナダラマバーサンジャチャカタッパハ」って覚えて、濃音はもととなる子音の次って知っておけばよい。
、ㅐ、、ㅒ、、ㅔ、、ㅖ、、ㅘ、ㅙ、ㅚ、、ㅝ、ㅞ、ㅟ、、ㅢ、
「あ」から「い」に向かって、ア行、ヤ行の順で、次第に口を小さくしていけば、太字の基本母音は自然に覚えられます。韓国語の母音は「愛」の間の諸相なのですね…
パッチムに関しては覚えなくてもケンチャナヨ(괜찮아요)だけど、書いとくと、
ㄱ、ㄲ、ㄳ、ㄴ、ㄵ、ㄶ、ㄷ、ㄹ、ㄺ、ㄻ、ㄼ、ㄽ、ㄾ、ㄿ、ㅀ、ㅁ、ㅂ、ㅄ、ㅅ、ㅆ、ㅇ、ㅈ、ㅊ、ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅎ
キーの位置は、これを見ながら練習あるのみ。ヒントを列記すると、
  • ホームポジションは、ㅓ、ㄹ。
  • 左手で子音字、右手で母音字。
  • 例外は、ㅠで母音なのに左手担当です。神秘的なπに注意しましょう。
  • 濃音は、上段のシフト、激音は下段。
  • 超基本的な母音、ア行の単母音は中段と下段に配置されてます。
ここまで出来たら、서을って入力してみましょう。感動も一入ですね。

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