韓国の家庭医療学会誌を材料に韓国語の学習と家庭医療の生涯教育の二兎を追うブログ。

2009年7月25日土曜日

韓国のデジタル・デモクラシー

もうだいぶ内容は古いのだろうが、我が国でも政権交代を賭けた選挙戦が始まり、しかも投票日まで40日もあるという状況で、ネット上でゲリラ戦も展開することが予想される昨今。示唆に富む一冊であった。目次を紹介すると、

序章 韓国政治でいま何が起きているのか
第1章 電子民主主義前史—軍部独裁から権威主義的民主主義へ(一九六〇年代〜九〇年代)
第2章 インターネットと大統領選挙—言論権力vsインターネット権力(二〇〇二年)
第3章 市民社会の変容—新政権発足下の保守勢力(二〇〇三〜〇四年)
第4章 弾劾政局と復活する市民パワー—激化する新聞と放送の対立(二〇〇四年)
第5章 オンライン・デモクラシー—韓国政治の現在と未来
終章 インターネットは権力か
ついでに本書の参考サイトの一部を羅列しておくと、
  • オーマイニュース http://www.ohmynews.com/
  • プレシアン http://www.pressian.com/
  • 朝鮮日報反対市民連帯 http://www.antichosun.or.kr/
  • ウリモドゥ http://neo.urimodu.com/
  • 朝鮮日報のない美しい世の中を目指す市民の会(チョアセ) http://www.joase.org/
といった内容で、時代的には、TwitterやYouTubeのなかった頃の話。Googleが「未来のためのQ&A」なんて神輿を作っちゃったものだから、今回こそは祭り好きの日本人は大いに盛り上がるんじゃないのかな?

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