韓国の家庭医療学会誌を材料に韓国語の学習と家庭医療の生涯教育の二兎を追うブログ。

2009年8月1日土曜日

フィーチュラルスクリプトとしてのハングル

 かねてから1つの疑問があった。1446年に公布され、公文書での正式使用は、甲午改革の一環として1894年11月に公布された勅令1号公文式に待つことになるハングル。音声を象徴し、世界遺産とも噂されるほどに科学的な文字体系が自国民に使用されるまで450年もの月日が必要だった。何故か?

 とりあえず1ヶ月はと思い、雑多なトピックに触れながら、ハングルに取り組んできてその理由の1つが分かったような気がする。文字体系が、理が勝ちすぎて冗長性に乏しく、年長者には判別しづらいということもあるのではないだろうか。特に母音字において、それは顕著だ。世界にはアラビア語のように母音字を記さない文字体系もあるのだから、熟達するとその壁は越えられるのかもしれないので、もう少し付き合ってみるとする。

 その付き合い方だが、初心に帰って、"Korean Journal of Family Medicine"の論文から興味深いものを週1ペースで下記の本のスタイルに沿って紹介していこうと思う。あと、折角、Android携帯を購入したのだから、NHKワールドのポッドキャスティング(팟캐스팅)とかデイリーニュース(데일리 뉴스)のスクリプトとかを使って来春くらいまでは、頑張ってみましょう。

 ハングルと視力、英語、中国語、韓国語のように有気音を有する言語とフランス語、オランダ語あたりの有気音をもたない言語の感染様式を比較するとか、面白そうなテーマだしね。

0 件のコメント:

コメントを投稿