韓国の家庭医療学会誌を材料に韓国語の学習と家庭医療の生涯教育の二兎を追うブログ。

2009年8月13日木曜日

家庭医の呼吸器感染患者に対する抗生剤使用の様相(4)

【本文】
결론: 가정의학과 개원의는 감기를 포함한 호흡기 감염환자의 절반 이상에게 항생제를 처방하였으며, 주사제를 선호하였다. 항생제 처방여부는 환자의 연령, 초재진여부, 증상 및 진단명에 영향을 받았다.
Korean J Fam Med 2000 Jul; 21(07): 901~913[PDF]
【語彙】
  • 여부 【与否】 当否、可否、…かどうか
【医学的コメント】
 論文を当たっても細かいデータが不明のため結果の検証は不可能であった。だが最終的な結果の小児で抗生剤の使用が多いことは、個人的な経験でも保護者から要求され処方することが多いので納得がいく。おそらく、抗生剤が必要ないと思っていても、再診時に処方してしまうことが、”Folk medicine”に根拠を与えてしまっているのではあるまいか。臨床症状からのウイルス性疾患の診断精度を上げること、そしてその予後を理解し説明することで、再診時の抗生剤使用を避けられるかもしれない。
 一方、外来で抗生剤治療を完遂しなければならないことも少なくはない。その場合のガイドラインは、米国感染症学会が公表[PDF]している。これをクリニカルパス化して共有することが、家庭医の感染症治療の標準化に貢献すると思われる。
【日本語訳】
結論:家庭医学科開業医は風邪を含んだ呼吸器感染患者の半分以上に抗生剤を処方したし、注射剤を好んだ。 抗生剤処方の有無は患者の年齢、初再診当否、症状および診断名に影響を受けた。

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